石川県
金沢市学校給食西南部共同調理場
地場・常椀・自椀物の「じわもん汁」
で伝える加賀の定番料理
金沢市の給食献立に使われている金時草の乾燥葉(県金時草利用拡大プロジェクトが開発)を使った金時草寿司に、子どもたちの好きな鶏肉と卵のそぼろをのせ、彩りのきれいなちらし寿司に。甘えびを殻ごと揚げたものを加賀野菜の五郎島薩摩芋やつる豆と一緒に金沢の郷土料理「じぶ煮」風に仕上げた。
金沢には「じわもん」ということばがあり、地場の物(地場物)、常に食べる物(常椀物)、我が家の味(自椀物)というなどの意味に使われている。そこで加賀太胡瓜や打木赤皮甘栗かぼちゃなどの地場の物を使い、定番料理としても食べられる「じわもん」の汁物にした。特産物、加賀棒茶とぶどうを使ったゼリー。香ばしいお茶のゼリーにぶどうの水玉を加えて見た目も涼しげな、さっぱりと食べられるデザートにした。
所在地 | 石川県金沢市八日市出町304 |
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施設名 | 金沢市学校給食西南部共同調理場 |
出場者名 | 安嶋 まなみ、三輪 恵子 |
献立名 | 金時草の彩りずし、 牛乳、 甘えびのじぶ煮風、 じわもん汁、 加賀棒茶の水玉ゼリー |
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エネルギー740kcal、 たんぱく質29.7g、 脂質21.0g(25.4%)、 カルシウム377mg、 マグネシウム97mg、 鉄3.2mg、 亜鉛2.7mg、 ビタミンA421μgRE、 ビタミンB1 0.55mg、 ビタミンB2 0.66mg、 ビタミンC33mg、 食物繊維6.7g、 食塩相当量3.0g