長崎県
西海市立大瀬戸学校給食共同調理場
循環型農法で6割は地元食材、
たこめしは給食から生まれた
大瀬戸町では、地場産物の学校給食への導入を生産者の協力で計画的に進め、平成18年度は米を除き約70品目、60%が地元食材。毎月1回、生産者と協議し、給食の献立に合わせて新品種の食材(ズッキーニ・パプリカ・芽キャベツなど)の栽培も依頼。給食の野菜くずで堆肥を作り、それで給食用の野菜を栽培する循環型農法を実施している。
海や山に囲まれた当地は、自然の恵みが豊富で、山菜や魚介類も地元産。県内一の漁獲量でおいしさ日本一のたこを使った「たこめし」は、給食メニューから家庭の食卓に定着した。「瀬戸さんち(産地)のにぎやかディッシュ」は、大瀬戸のすばらしい夕日をイメージした。なお、「大瀬戸食堂」は5年生が地域の食材でメニューを考えて調理し、地域の人を招待する。
所在地 | 長崎県西海市大瀬戸町瀬戸樫浦郷1574 |
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施設名 | 西海市立大瀬戸学校給食共同調理場 |
出場者名 | 神林 光子、山口 恵子 |
献立名 | 大瀬戸食堂(たこめし、 牛乳、 瀬戸さんち(産地)のにぎやかディッシュ、 菜彩汁、 なし) |
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エネルギー695kcal、 たんぱく質31.2g、 脂質18.6g(25%)、 カルシウム371mg、 マグネシウム120mg、 鉄3mg、 亜鉛3mg、 ビタミンA254μgRE、 ビタミンB1 0.35mg、 ビタミンB2 0.61mg、 ビタミンC93mg、 食物繊維8.3g、 食塩相当量2.7g