郷土料理のまぜご飯に県オリジナル野菜
はなっこりーのあんかけ

　もぶりは岩国地区で昔から伝えられてきた郷土料理。「もぶり」は混ぜるという意味でいろいろな具が入っており、特徴は甘く煮た黒豆が入ること。冠婚葬祭のときによく出され、家庭によって味が異なる。はなっこりーは、母親が中国料理のサイシン、父親はブロッコリーの山口県のオリジナル野菜。旬の秋から春にかけて給食によく使用する。
　岩国れんこんは、岩国で最も親しみのある野菜。旬の秋から春にかけて給食によく登場する。郷土料理である「おおひら」「はすのさんばい」、子どもたちに人気の「れんこんサラダ」がよく出されるメニュー。「はす団子汁」は、鶏肉の団子の中にれんこんのすりおろしを入れ、もちもちとした食感にする。岩国れんこんは給食に積極的に使い、後世にまで引き継ぎたいと思っている。