岐阜県
多治見市共栄調理場
先人の知恵、食文化を伝える「味ご飯」と
自慢の手作り梅みそを添えた鮎
陶器の町として古くから栄えてきた多治見市内には地場産物が少ないため、岐阜県内の産物やこの地域で食べ継がれてきた料理などを活用し、子どもたちに日本の食文化を伝え、故郷に愛着を持ってほしいとの願いを込めて献立作成をしている。
米に季節の野菜や芋などを混ぜ込む「味ご飯」は伝統的なごちそうで、 5年生社会科「これからの食料生産」と関連させ、給食でも取り入れている。
中でも岐阜県産の枝豆と鉄分が多いひじきが入った味ごはんは子どもたちに人気がある。岐阜県は海に面していないため、県産の鮎やあまごなどの川魚を甘露煮やからあげにして、魚の姿がわかる料理を工夫。梅みそは自家製の梅干を使うのが特徴。6月に調理場で漬け、校内放送などで様子を知らせているが、家庭で漬けることが減っているので興味津々で聞いている。強化磁器食器に盛り付け、昔の人の知恵や食文化を伝え、食べ物に感謝して食べる心を持ってほしいと願っている。
所在地 | 岐阜県多治見市虎渓山町7−4−2 |
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施設名 | 多治見市共栄調理場 |
出場者名 | 松原 恵子、水野 はるみ |
献立名 | 枝豆ひじきご飯、 牛乳、 冬瓜汁、 鮎の梅みそ添え、 トマトと糸寒天のごま酢あえ、 南濃冷凍みかん |
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エネルギー635kcal、 たんぱく質26.8g、 脂質17.7g(25%)、 カルシウム479mg、 マグネシウム135mg、 鉄3.2mg、 亜鉛2.2mg、 ビタミンA247μgRE、 ビタミンB10.65mg、 ビタミンB20.54mg、 ビタミンC44mg、 食物繊維6.8g、 食塩相当量3.1g