長崎県
壱岐市立芦辺小学校
魏志倭人伝の世界が広がる
古代米入り「原の辻赤米ごはん」
「魏志倭人伝」にも登場する壱岐には弥生時代を中心とする「原の辻遺跡」があり、そこでは昔ながらの方法で古代米の赤米が栽培されている。その赤米と壱岐産の米を炊いたのが、「原の辻赤米ごはん」。歴史を感じる献立になっている。
周辺の豊かな海で獲れるいかを使って「いかしゅうまい」にした。皮をはいだ状態で漁協から届く、するめいかの胴体部分を粗みじんに切り、たまねぎ、鶏ミンチと合わせて具にする。
「ひじきのマヨネーズ和え」は、壱岐の海でとれたひじきとしらたきに下味をつけ、ゆがいたざく切りのほうれんそう、千切りのにんじんと自分でマヨネーズで和えるので子どもたちに好評のメニュー。「ふりかけ」は、地元でとれた大根の葉としらす干し、いりごまを使い、安価で無駄をなくすことにもつながる料理だ。「ひきとおし」は壱岐の郷土料理の一つ。地鶏と地物野菜、壱州豆腐などを入れ、最後にそうめんを加える。
所在地 | 長崎県壱岐市芦辺町芦辺浦546 |
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施設名 | 壱岐市立芦辺小学校 |
出場者名 | 村上 恭代、大川 芳子 |
献立名 | 原の辻赤米ごはん、 牛乳、 ひきとおし、 いかしゅうまい、 ひじきのマヨネーズ和え、 大根葉のふりかけ |
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エネルギー682kcal、 たんぱく質27.6g、 脂質18.7g(25%)、 カルシウム443mg、 マグネシウム118mg、 鉄3.9mg、 亜鉛3.3mg、 ビタミンA662μgRE、 ビタミンB10.30mg、 ビタミンB20.51mg、 ビタミンC24mg、 食物繊維5.0g、 食塩相当量3.0g