東京都
檜原村学校給食共同調理場
とびうおや里芋など地場産物を
使った給食で学ぶ「東京」
東京八丈島産のとびうお、檜原村産の里芋と地元業者の手作りこんにゃく、都を代表する地場野菜の小松菜を使用した献立で、都民の日の行事食。社会科の教材として使用でき、東京の地形や農水産業を学べる。
山に囲まれた檜原村は、斜面の水はけの良さを利用して芋類の栽培が盛ん。清流を利用したきのこ栽培やこんにゃく、豆腐作りも行われ、給食に利用している。春には自生しているヨモギを職員が摘んで草団子を作り、冬には給食センター敷地内のゆずの皮をうどんの薬味にしている。
お盆や小正月などに団子をつくる伝統を給食にも取り入れ、村史で調べたり、地元の方に聞きながら伝統に忠実に作っている。
4年生が環境学習で、給食で出た生ごみを材料にして作った堆肥で野菜を栽培し、普段の給食や地元のお年寄りとのふれあい給食の際にも使用している。
所在地 | 東京都西多摩郡檜原村576 |
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施設名 | 檜原(ひのはら)村学校給食共同調理場 |
出場者名 | 菅野 幸(かんの みゆき)、古川 みゆき |
献立名 | 雑穀ごはん、 牛乳、 とびうおのさつま揚げ、 檜原里芋と檜原こんにゃくのピリカラ煮、 小松菜と白菜の味噌汁、 みかん |
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エネルギー682kcal、 たんぱく質25.9g、 脂質20.1g(26.5%)、 カルシウム388mg、 マグネシウム105mg、 鉄3.3mg、 亜鉛2.9mg、 ビタミンA252μgRE、 ビタミンB1=0.45mg、 ビタミンB2=0.45mg、 ビタミンC=31mg、 食物繊維5.4g、 食塩相当量2.5g