子どもの大好物を通して、毛呂山町が、埼玉県がもっともっと大好きになれる献立です。当給食センターの手づくりカレーは、調理員と栄養士が長年にわたり研究を重ねて作り上げた自慢の献立のひとつです。子どもたちだけでなく保護者からも高い評価を受けております。今回は、その人気献立をアレンジしました。隠し味には特産物の「桂木ゆず」で作られた「ゆずジャム」を使用します。「毛呂山町が丸ごと味わえるカレー」を略して「もろ丸カレー」という献立名にしました。「ゆずの香りのチキンソテー」にも「桂木ゆず」を使用し、ふるさとの味と香りをほのかに感じながらカレーと一緒に食べられるようにしました。「入間の大地の福神漬」は、県南西部の入間地域で採れるこまつな、だいこん、きゅうりを使用した福神漬で、調味に越生町特産のうめを加工したねりうめを使用します。辛さの効いたカレーに合うよう、甘味と酸味を効かせました。
　おいしいカレーができるまでを紹介するスライドを作成して、学校朝会や保護者対象の試食会などで使用し、地元産食材に加えて、日頃接する機会の少ない調理員の仕事への理解を深める取り組みも行いました。