チョウザメを食べてみたー食育月間の取り組み

     ☆『チョウザメの米粉揚げ』

                                   岡山県・栄養教諭 西村香苗(新見市立神郷学校給食共同調理場)

  6月は、『食育月間』でした。
 6月11日、地場産物の活用と食の大切さ・食に関わる方への感謝の心・郷土を愛する心を育んでほしいという願いから「チョウザメの米粉揚げ」を給食に出しました。
 地元新見市で育った「チョウザメ」です。

 調理場では、今年で3年目の取り組みになります。「チョウザメ」を給食として出すまでには、事前に試作をし、調理の研究もしました。
 チョウザメの下味には、どの調味料の相性がよいのか数種類検討したこともありました。また、チョウザメに合うソースを5種類作り、研究もしました。

 こどもたちに「おいしいチョウザメ」料理を味わってもらいたいと、下味に新見市産のにんにくを入れて、市内哲西の米粉をまぶし『おいしくなあれ!』と、一生懸命汗を流しながら調理員さんは作りました。
 当日は、今年から新しく受配校となった西方小学校に新見漁業協同組合の組合長さんをお招きして、ふれあい給食をしました。

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               初めて食べるチョウザメに興味津々 ひとくち ぱくり!

 

 こどもたちは、「チョウザメの米粉揚げ」を口に入れて、『わっ!おいしい~!』と目を輝かせて食べました。

 給食を食べ終わった後は、チョウザメについての手作り紙芝居【ちょうざめ物語】を組合長さんとかけ合いながらしました。
 新見市でチョウザメが飼育できるようになるまでの苦労や飼育にあった新見の自然環境のこと、チョウザメの生態や歴史、栄養などについての物語です。

 

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 紙芝居の様子「チョウザメは、どうしてチョウザメと呼ぶのでしょうか?」

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チョウザメのうろこを実際に観察しました。
うろこが昆虫のチョウに似ていることがわかりました。  

 

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 チョウザメの卵は、世界三大珍味の一つである「キャビア」です。
 高価なキャビアの実物に思わずかけよりました。

   

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  チョウザメには、歯がなく、4本のひげがあることに驚きました。

  

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 生きたチョウザメや1メートルにもなるチョウザメの剥製を観察し、興味・関心を深めることができました。

 

 「チョウザメ」の『命』をいただくことで、命のリレーが成立し、私たちの体の栄養となります。
 地域の食材を味わい、食に関わる方とのふれあいを通して感謝の気持ちや食の大切さ、そして新見市の郷土のよさを感じるこどもたちが育つことを願っています。

 

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 当日の給食 地産地消―にいみの日献立